お弁当や作り置きのごはんが、冷めると固くてパサつく…。長年のこの小さな不満が、炊く鍋を変えたら、ふっと軽くなったんです。
土釜ごはんや台所道具など、毎日を少し楽しく心地よくする暮らしのヒントを届けます
冷めたごはんが、ちょっと苦手だった
炊きたてのごはんはおいしいのに、お弁当に詰めて時間がたつと固くなる。作り置きして冷蔵庫に入れておくと、パサついたり、レンジで温めてもいまひとつだったり。毎日のことなので、地味だけどずっと気になっていた小さな不満でした。
ところが、冷めてもおいしいことに気づいた
飯炊釜(はんすいかま)でごはんを炊くようになって驚いたのが、冷めてもおいしいこと。お弁当のごはんが時間がたっても固くなりにくいし、冷凍して解凍したごはんまでちゃんとおいしいんです。「ごはんって冷めるとこういうもの」と思い込んでいたので、これはうれしい発見でした。
秘密は、炊くときに湧き上がる「ノリ」だった
なぜだろうと調べてみたら、答えはごはんを炊いているときにありました。沸騰すると、鍋の中でぶわーっと白いノリ(おねば)が湧き上がってきます。このノリが、お米を一粒一粒コーティングしてくれるのだそうです。だから水分やつやが保たれて、冷めても、冷凍して解凍しても、おいしさが続くんですね。
飯炊釜は、釜の中に藁などを入れて焼き上げる炭化焼き締め製法という手のかかる作りで、ふっくらとノリを引き出すように炊けるのが持ち味なんだそうです。道具が変わるだけで、こんなに差が出るのかと、地味に感動してしまいました。
お弁当も、作り置きも、冷凍も楽しくなった
冷めてもおいしいと分かってから、毎日のごはんがぐっと気楽になりました。お弁当は「固くなるかな」と気にしなくてよくなったし、休みの日にまとめて炊いて炊きたてを小分けにして冷凍しておけば、忙しい日でもレンジでおいしいごはんが食べられます。作り置きのおにぎりも、時間がたってもおいしい。
「炊きたてがいちばん」はもちろんなのですが、冷めた後までおいしいと、毎日の食事の選択肢がぐっと広がります。ごはんが土台の食卓だからこそ、そこがおいしいと一日が少し満ち足りる気がしています。
気負わず、いつものごはんから
特別な料理をするわけではなくて、いつものごはんを炊く鍋を少しいいものにしてみる。それだけで、お弁当も、作り置きも、冷凍ごはんも、ちょっと味方になってくれます。冷めたごはんにがっかりしがちだった人ほど、一度ためしてみてほしいなと思います。
※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。紹介している商品は医薬品ではなく、特定の症状の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や治療中の方は、医師など専門家にご相談ください。
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