夜中の授乳で目が覚めるたび、足先の冷たさで余計に眠れなくなる。そんな経験から見えてきた「冷え」との付き合い方をお話しします。
産後・子育て世代の目線で、休めない毎日でもできる体のいたわり方を届けます
夜中に目が覚めて、まず気づくのは足の冷たさだった
産後しばらく、夜中の授乳で何度も起きる生活が続いていました。赤ちゃんが泣いて目が覚めるより先に、実は「足先が冷たい」ことで目が覚めていた夜があったな、とあとから気づいたんです。布団の中なのに靴下を履いていても冷たい。眠りが浅いのは授乳のせいだとばかり思っていたのですが、どうやらそれだけではなかったようです。
なぜ足先だけ、あんなに冷えるんだろう
体は寝ている間、内臓の温度を守るために手足の血管を締めて、熱を体の中心に集めようとすると言われています。もともと手足は冷えやすい場所なのだそうです。そこに加えて、産後は体が回復の途中で、授乳のために夜中に何度も体を起こす生活。自律神経も、交感神経と副交感神経の切り替えがせわしなくなりがちだと聞きました。休みたいのに休みきれない、そんな体の状態が足先の冷たさとして出ていたのかもしれません。
「気の持ちようだから」と自分に言い聞かせていた時期もあったのですが、今思うと、それは体の内側の巡りの話であって、気合でどうにかなるものではなかったんですよね。
試してみた、ちいさな工夫たち
そこから少しずつ、自分なりに試したことがあります。
- 寝る前に足首を軽くぐるぐる回す
- 湯たんぽを足元ではなく、お腹や腰まわりに置いてみる
- 授乳のときに羽織るものを一枚増やす
- 靴下は二枚重ねより、ゆったりしたレッグウォーマーに変えてみる
特に効果を感じたのは、足元より先にお腹まわりをあたためることでした。お腹や腰回りがあたたまると、じんわりと足先まで巡ってくる感覚があって、「あ、体って全部つながっているんだな」と実感した瞬間でした。もちろん個人差はあると思いますが、私にとってはこの順番の発見が大きかったです。
赤ちゃん優先の毎日でも、自分の体をちょっとだけ気にかけていい
産後は特に、赤ちゃんのことで頭がいっぱいで、自分の体は後回しになりがちですよね。でも足先の冷たさは、案外「今の体が休みたいと言っているサイン」だったりするのかもしれません。無理に全部を変えなくても、湯たんぽの位置をひとつ変えるとか、羽織るものを一枚増やすとか、そのくらいの小さなことから始めてみるのはどうでしょうか。
夜中に何度も起きる生活は、いつか必ず終わります。それまでの間、自分の体をちょっとだけあたためて、いたわってあげる時間があってもいいなと、今は思っています。
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