寝返りの回数、多い夜と少ない夜で何が違うのか

寝返りって、実は眠りの質と関係が深い動きだと言われています。回数が多い夜と少ない夜、その違いを体のしくみから考えてみました。

ユウ
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ユウ#体のしくみ

なぜ冷える・こる・ゆがむのか。体のしくみからやさしく解き明かします

ウェアラブル端末が教えてくれた、寝返りの数

私は睡眠専門家ではありませんが、体のしくみを調べるのが好きで、しばらく前からウェアラブル端末で睡眠の記録をつけています。心拍数や体の動きから、寝返りの回数もおおよそわかる仕組みになっていて、ある夜は12回、別の夜は3回と、日によってかなり差があることに気づきました。

最初は「動きが少ない夜のほうがぐっすり眠れているのでは」と思っていたのですが、記録アプリを見返すと、必ずしもそうとは言えないようでした。むしろ寝返りが極端に少ない夜のほうが、翌朝の体の張りを強く感じることがあったのです。

寝返りは、体圧と血流を整えるための動き

調べてみると、寝返りには「同じ場所に体重がかかり続けるのを防ぐ」という役割があると言われています。私たちは眠っている間も無意識に姿勢を変え、体の一部分に圧がかかりすぎないよう調整しているそうです。長時間同じ姿勢でいると、皮膚や筋肉が圧迫され、血の巡りが滞りやすくなる。それを避けるために、体は自然と寝返りを打つと考えられています。

この「圧を分散する」働きは、骨盤まわりの筋肉や背骨の並びとも関わっているようです。骨盤が左右どちらかに傾いた状態が続くと、寝返りの打ちにくさにつながる場合があるという話も聞いたことがあります。あくまで一つの見方ですが、日中の姿勢の癖が、夜の体の動かしやすさにも影響しているのかもしれません。

自律神経の切り替えと、体の力の抜け具合

寝返りの回数には、自律神経――体を活動モードにする交感神経と、休息モードにする副交感神経の切り替えスイッチのようなもの――も関わっていると言われています。寝つきの段階で緊張が抜けきらないと、体がこわばったまま眠りに入ってしまい、寝返りが打ちにくくなることがあるそうです。

反対に、体の力がしっかり抜けている状態では、無理なく寝返りが打てるため、結果として同じ姿勢が続きにくくなる。これは「たくさん動くほど良い」という単純な話ではなく、体が必要なタイミングで自然に動ける状態にあるかどうか、という視点で捉えるとわかりやすいように思います。

私が試してみたこと

私自身は、寝る前に軽く肩や腰まわりを回して力を抜く時間をつくるようにしてみました。数字上、劇的に寝返りの回数が増えたわけではありませんが、朝起きたときの体の軽さを感じる日が少し増えた気がしています。感じ方には個人差があると思いますが、体組成計で姿勢の左右差を確認しながら、日中の座り方も少し見直すようになりました。

寝返りは、意識してコントロールするというより、体が快適に動ける環境を整えることで自然に変わっていくものなのかもしれません。今夜は何回、寝返りを打つのか。そんな視点で自分の眠りを眺めてみるのも、なかなか面白い時間になりました。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。紹介している商品は医薬品ではなく、特定の症状の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。

Little Good Days 編集部
サチミホレイコタクヤユウコハル

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