冷え対策といえば足元、と思い込んで靴下を重ねまくっていた私。でも全然あたたまらない夜が続いて、犯人は足じゃない場所にいました。
がんばれない人の味方。温活や冷え・むくみ対策を、ゆるく続けられる形で紹介します
靴下三枚、それでも冷たい
正直に言うと、私は冷え性歴だけは長いです。冬になると靴下を二枚、三枚と重ねばきして、湯たんぽも足元に置いて、それでも布団に入った瞬間「あ、まだ冷たい」ってなる夜がずっとありました。
三日坊主なので、何か対策を始めても大体は「靴下増やす」くらいしか続きません。でもある夜、ふと自分のお腹を触ったら、足首より断然冷たいことに気づいたんです。え、足元じゃなくて、そこ?ってちょっとびっくりしました。
足は「ふさぐ」と、かえって冷える
調べてみて、いちばん驚いたのがこれです。人の体は眠りに入るとき、足の裏から熱を逃がして、体の内側の温度を下げていくと言われています。眠くなると手足がぽかぽかしてくるのは、まさに熱を逃がしている最中なんだそうです。
ということは、靴下を三枚重ねるのは、その出口をふさいでいることになります。あたためているつもりで、熱の逃げ場をなくしていた。道理で、いくら重ねても布団の中で足が冷たいままだったわけです。
もうひとつ、体は寒いときに手足の血の巡りを一時的に抑えて、内臓のある体幹を守ろうとする仕組みもあると言われています。指先が冷たいのは、体が中心を守っている結果でもあるんですね。つまりお腹まわりが冷えたままだと、足先まで手が回ってこない。出口をふさいだうえに、大もとが冷えている。これでは足が冷たいはずです。
整理すると、やることは二つでした。足は「包む」のではなく「足首だけあたためて、足裏は出す」。そしてお腹まわりは別にあたためる。足元が悪いのではなく、足元の“やり方”が逆だったということでした。
私がやめたこと、始めたこと
それに気づいてから、靴下を増やすのはやめました。代わりにやったのはこれくらいです。
・靴下の重ねばきをやめて、足首をあたためるレッグウォーマーにした(足裏は出す)
・お腹と腰まわりに腹巻きを一枚足す
・お風呂は湯船に浸かる派に戻す(シャワーだけの日を減らす)
どれも「気合いを入れて頑張る」というより、着るものをちょっと変えただけです。それでも布団に入ったときの感覚が前と違っていて、お腹があたたかいまま、足先の力がすっと抜けていく感じで眠れる日が増えました。靴下を減らしたのに足が冷たくない、というのが自分でも不思議でした。
姿勢も、実は巡りの通り道に関係してくる
ついでに知ったのが、骨盤まわりが前や後ろに傾いていると、太ももの付け根やお腹の血管・神経が通る道が圧迫されやすくなる、という考え方です。姿勢の土台が崩れていると、せっかくあたためても巡りの通り道自体が狭くなっている、ということもあるようです。
私はデスクワーク中に脚を組む癖があるので、これを聞いてから「あ、これも道を狭めてるやつだ」と妙に納得しました。骨盤ベルトで土台を整えるという考え方も、こういう文脈でつながってくるんだなと腑に落ちた瞬間でした。
足元だけ見ていた自分へ
冷えって、つい「足りないからもっと足そう」と考えがちですが、足しすぎて逆効果になっていることがあるというのは、私にとって発見でした。靴下をもう一枚重ねる前に、一枚減らして足首だけあたためる。そしてお腹に一枚足す。それくらいの小さな入れ替えで、体感がずいぶん違ってきます。
頑張って対策メニューを増やす必要はなくて、「どうあたためるか」を少し変えるだけ。それだけで今夜の布団の中が、少し違う感じになるかもしれません。
足首をあたためて、足裏からは自然に熱を逃がすつくりのおやすみ用レッグウォーマー(かかと付きの靴下タイプ)。肌に触れる面はシルク。締めつけがないので、朝まで脱げずに履いていられます。オールシーズン用。
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