腰をかばっているつもりが、いつも痛むのは肩や首。産後の体の違和感を追いかけていたら、行き着いたのは「骨盤」という土台の話でした。
産後・子育て世代の目線で、休めない毎日でもできる体のいたわり方を届けます
抱っこのたびに痛むのは、腰じゃなくて肩だった
私も産後、しばらく経ってから気づいたことがあります。てっきり「腰にくるだろうな」と身構えていたのに、実際に悲鳴をあげていたのは肩と首でした。抱っこ、授乳、沐浴、抱っこ、また授乳……気づけば一日中、赤ちゃんのいる方向に体を丸めていたように思います。
整体の先生に話を聞いてもらったとき、「肩だけ、腰だけを診ても、なかなか根っこにはたどり着かないんですよ」と言われたことがずっと頭に残っています。その先生いわく、体は上下でつながっているので、どこか一箇所だけ切り離して考えるのは難しいのだそうです。そのとき初めて「土台」という言葉を意識するようになりました。
骨盤は「体の土台」と言われる理由
骨盤は、上半身と下半身のちょうど真ん中にあって、背骨を下から支えている部分だと言われています。建物にたとえるなら、基礎の部分にあたるイメージでしょうか。基礎が少し傾くと、その上に建つ柱や壁にも少しずつ負担がかかっていくように、骨盤が傾くと、その上に積み重なっている背骨・肩・首、そして下につながる股関節や膝にまで、影響が及びやすいと言われています。
これは決して大げさな話ではなく、産後の体で実感した人も多いのではないでしょうか。妊娠中から出産にかけて骨盤まわりの靭帯はゆるみやすくなると言われていますし、赤ちゃんを片側の腰で抱くクセ、授乳のときにいつも同じ方向へ体をひねるクセなど、日々の積み重ねで骨盤の傾きが少しずつ強まっていくこともあるようです。
「腰が痛いから腰だけ揉んでもらったのに、なんだかスッキリしない」という経験がある方は、もしかするとその不調の入口が、腰そのものではなく骨盤の傾きにあるのかもしれません。あくまで一つの考え方としてですが、知っておくと体との付き合い方が少し変わってくるように思います。
土台が傾くと、上にも下にも波及しやすい
骨盤が前や後ろ、あるいは左右に傾くと、体はそのままの姿勢で立ち続けるのではなく、どこかでバランスを取ろうとすると言われています。たとえば骨盤が後ろに傾くと、背中が丸まりやすくなり、それを支えようとして首や肩に余計な力が入りやすくなる。逆に骨盤が前に傾きすぎると、反り腰になり、腰まわりの筋肉が常に緊張した状態になりやすいとも言われています。
下方向でいうと、骨盤の傾きは股関節の使い方にも関わっていると言われています。片方の脚に重心をかけるクセがついていたり、抱っこのときにいつも同じ側の腰に赤ちゃんを乗せていたりすると、股関節や膝への負担のかかり方にも左右差が出やすいそうです。
私自身、上の子を左の腰にばかり乗せていた時期があって、左の股関節がなんとなく重だるく感じていた記憶があります。当時は「筋トレ不足かな」くらいにしか思っていませんでしたが、今振り返ると、骨盤の傾きと無関係ではなかったのかもしれません。腰・肩・股関節・背骨は、それぞれ別のパーツというより、一本の柱のように上下でつながっているのだと感じます。
まずは土台から見直すという考え方
とはいえ、赤ちゃんのお世話をしながらストレッチや筋トレの時間をしっかり取るのは、正直かなりハードルが高いですよね。「赤ちゃん優先で、自分のことは後回し」になりがちなのは、私だけではないと思います。
そこで私が意識するようになったのが、まず「骨盤という土台から整える」という考え方でした。特別な運動をプラスするというより、土台の傾きそのものに、日常の中でそっと働きかけてみる感覚です。私が実際に使っているのが、骨盤ベルトの「コシラック」です。
骨盤ベルトを選ぶときに大事だと感じているポイントが、いくつかあります。
ひとつは、一日中つけていても苦しくないこと。抱っこや家事で動き回っている間、締めつけがきつすぎると、それ自体がストレスになってしまいます。もうひとつは、動いてもズレにくいこと。何度もつけ直す手間があると、結局続かなくなってしまうからです。あとは、通気性がよく蒸れにくいこと。長時間身につけるものだからこそ、快適さは軽視できないポイントだと思います。
コシラックは、こうした条件を満たすように作られていて、24時間つけていても比較的快適に過ごせるよう工夫されているそうです。生地も、締めつけすぎず、巡りをさまたげにくいように考えられているとのことでした。ちなみにコシラックは「締めるのではなく支える」タイプではなく、しっかり“正しく”締めることで骨盤、そして背骨を支えるという発想のベルトです。お腹までぎゅうぎゅう締め上げるのではなく、骨盤を恥骨の方向へ包むように、正しい位置で締めるイメージだと聞いて、なるほどと思いました。
がんばりすぎず、土台からいたわる
骨盤の傾きが整えば全部の不調がなくなる、というような単純な話ではないと思いますし、そう言い切ることもできません。ただ、腰や肩、股関節の不調をそれぞれ個別に追いかけるだけでなく、「そもそも土台はどうだろう」と視点を変えてみることには、意味があるように感じています。
抱っこ紐を外した瞬間に肩がふっと軽くなったり、夜中に赤ちゃんを抱き上げるときに腰の重さを感じたり——そんな小さなサインを、忙しさに紛れて見過ごしてしまいがちな毎日だからこそ、まずは土台からいたわってみる。そんな考え方を、同じように毎日をがんばっているどなたかと、そっと分かち合えたらうれしいです。
一日中つけていても苦しくなく、動いてもズレにくい。通気性のよい生地で、長時間つけても快適に過ごせる、骨盤ケアを続けたい人に選ばれている骨盤ベルトです。
コシラックを見てみる →※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。紹介している商品は医薬品ではなく、特定の症状の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や治療中の方は、医師など専門家にご相談ください。
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