生姜、焼くとこんなに変わるんだと知った日

生姜、焼くとこんなに変わるんだと知った日

いつもの生姜焼き用の生姜を、うっかり焼いてみたら味も香りも別物に。ちょっとした台所の発見と、あたたまる食べ方のはなしです。

コハル
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コハル#暮らしを少し上質に

土釜ごはんや台所道具など、毎日を少し楽しく心地よくする暮らしのヒントを届けます

すりおろすだけが生姜じゃなかった

生姜って、すりおろして薬味にするか、細切りにして炒め物に入れるか。うちではだいたいそのどちらかで、それ以上のことを考えたことがなかったんです。でも先日、レシピ本をぱらぱらめくっていたら「生姜を丸ごと焼く」というやり方に出会って。半信半疑でフライパンに転がしてみました。

皮つきのまま弱火でじっくり。転がしながら焼くこと10分くらいでしょうか。台所に、いつもの生姜とはちょっと違う、香ばしくて甘みのある匂いが広がってきて、これだけでもう「今日はいいことしたな」という気分になりました。

焼き生姜、想像より簡単だった

切ってみると、中はほくっとした食感。すりおろし生姜のツンとした辛さがやわらいで、代わりに甘みとコクが前に出てくる感じです。そのままスライスして、お味噌汁にぽんと入れるだけでも十分。スープに浮かべても、紅茶に添えても、それぞれちゃんと美味しい。

生姜というと「体を温める食材」というイメージが強いですが、実際のところ加熱の仕方や体質によって感じ方には個人差があるようです。なので「これで絶対ぽかぽかになる」とまでは言いませんが、少なくとも湯気の立つ器を両手で包んで、ふうふうしながら食べる時間そのものが、なんだか心をあたためてくれる気がしています。

冷える季節の、小さな儀式として

忙しい日はレンジで済ませることも多いんですが、休みの前の晩だけは、生姜を焼くところから始めることにしました。フライパンの前でぼんやり生姜を転がしている数分間が、意外と自分のための時間になっていて。台所に立つこと自体が、ちょっとした息抜きになるんですよね。

できあがった焼き生姜は、保存容器に入れておけば数日はもちます。忙しい朝、味噌汁やお茶に一切れ加えるだけで、なんとなく今日も大丈夫そうな気がしてくる。そんな小さなお守りみたいな存在です。

気負わずに、まずは一つまみから

丁寧な暮らし、というと少し身構えてしまう人もいるかもしれません。でも別に、毎日やらなくていいし、レシピ通りじゃなくてもいい。「今日はちょっと生姜でも焼いてみようかな」くらいの軽さで十分だと思うんです。

寒い日が続くこの季節、台所での小さな実験が、思いがけず暮らしを少し楽しくしてくれることがあります。焼き生姜、まだの方はぜひ一度、気負わずに試してみてください。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。紹介している商品は医薬品ではなく、特定の症状の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や治療中の方は、医師など専門家にご相談ください。

Little Good Days 編集部
サチミホレイコタクヤユウコハル

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