肩をもんでも取れないコリ、実は腰が原因かも

肩をどれだけもんでも、翌日にはまた同じ場所がガチガチ。実はそのコリ、肩そのものではなく腰や骨盤の使い方が関係しているかもしれません。

ユウ
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ユウ#体のしくみ

なぜ冷える・こる・ゆがむのか。体のしくみからやさしく解き明かします

もんでも戻る肩コリの正体

肩がこると、つい肩そのものを揉んだり叩いたりしたくなりますよね。私も長らくそうしていました。でも、マッサージ店でどんなに丁寧にほぐしてもらっても、次の日にはまた同じところが張っている……という経験がある方は多いのではないでしょうか。

実はこれ、肩のコリの「原因」が肩そのものにはなく、体の下のほう、つまり腰や骨盤の使い方にある場合があるからだと言われています。

体は「つながり」で支え合っている

私たちの体は、骨盤・背骨・肩甲骨・首がひとつながりの柱のように支え合って姿勢を保っています。骨盤が後ろに傾いたり、左右どちらかに偏った状態が続くと、その上に乗っている背骨も連動して曲がりやすくなり、結果として首や肩の筋肉が無意識にがんばって頭を支えようとする、という仕組みが指摘されています。

つまり、肩のコリは「肩だけの問題」ではなく、「土台がどう傾いているか」の結果として表れているだけ、というケースがあるのです。これは筋肉の使い方の話であって、決して気の持ちようではありません。

座り方ひとつで、肩の負担は変わる

特に影響が大きいと言われているのが、座っているときの骨盤の傾きです。骨盤が後ろに倒れて座る、いわゆる「仙骨座り」の姿勢が続くと、背中が丸まり、頭が前に出た状態を支えるために首の後ろから肩にかけての筋肉が常に緊張しやすくなる、という研究報告もあります。

デスクワーク中、ふと自分の座り方を振り返ってみると、骨盤が後ろに流れていることに気づく方は少なくないはずです。私自身、集中して作業しているときほど骨盤が寝てしまっていることに、後から気づくことがよくあります。

「肩だけ」から「土台から」の視点へ

もちろん、肩そのものをほぐすことも大切な時間です。蒸しタオルで温めたり、ゆっくりストレッチをしたりする習慣は、こわばった筋肉をゆるめる助けになると言われています。

ただ、それと同時に「なぜこのコリが繰り返し出てくるのか」という視点を持つことも大切だと感じています。骨盤の傾きが習慣化していないか、座る時間の姿勢を見直してみるだけでも、体の使い方は少しずつ変わっていくかもしれません。

最近では、姿勢の変化を記録できるウェアラブル端末や、座りっぱなしの時間を通知してくれるアプリも増えてきました。感覚だけに頼らず、こうした道具で自分の癖を客観的に把握してみるのも一つの方法だと思います。

今日からできる、小さな見直し

肩コリのケアというと、つい肩まわりのストレッチやマッサージだけに意識が向きがちです。でも、椅子に座る時間が長い方ほど、骨盤の角度を一度意識してみる価値はあるのではないでしょうか。

コリを「その場しのぎでほぐす」だけでなく、「なぜそこにコリが生まれるのか」という土台の部分にも目を向けてみる。それだけで、日々の体との付き合い方が少し変わってくるかもしれません。

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※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。紹介している商品は医薬品ではなく、特定の症状の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や治療中の方は、医師など専門家にご相談ください。

Little Good Days 編集部
サチミホレイコタクヤユウコハル

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