きつく締めればいいと思ってた、産後の骨盤ベルト選び

「とにかくギュッと締めれば安心」だと思っていた産後の私。でも骨盤ベルト選びで本当に見るべきポイントは、締めつけの強さだけじゃなかったんです。

ミホ
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ミホ#産後と子育て

産後・子育て世代の目線で、休めない毎日でもできる体のいたわり方を届けます

「強く締めるほど良い」と思い込んでいた頃の話

産後すぐ、里帰り先の母に「骨盤ベルト、早く巻いた方がいいよ」と言われて、慌ててネットで一番口コミの多いものを買いました。とにかく「ギューッと締まる」「しっかりホールド」というレビューを見て、これなら安心だろうと。でも実際に巻いてみると、数十分もしないうちに息苦しくて、授乳で座っているのもつらくなってしまったんです。

赤ちゃん優先で自分の体のことは後回しになりがちな時期だったので、「こんなものかな」と我慢して数日使い続けていました。でも、だんだんお腹が苦しくて夜も眠りづらくなり、さすがにこれは違うかもと思って外してしまったんですよね。今思えば、あのとき「強さ」だけで選んでしまったのが、そもそもの選び方のつまずきだったのかもしれません。

一本ベルトで締め上げるか、立体構造で包むか

調べていくうちに知ったのですが、骨盤まわりのケアグッズは、そもそも形からして二つに分かれているようです。

ひとつは、一本のベルトで、とにかくぎゅうぎゅうに締め上げるタイプ。幅の細い帯を腰に一周させて、力で固定する作りです。もうひとつは、立体構造で、骨盤全体を包むように締めていくタイプ。面で受けるので、一か所に力が集中しません。私が最初に買って数日で挫折したのは、もちろん前者でした。

妊娠・出産を経ると、骨盤を支える靭帯や筋肉がゆるみやすくなり、姿勢が崩れやすくなると言われています。そのゆるみを外側から力で押さえ込もうとするのか、骨盤全体を包んで、本来の位置に戻りやすくしようとするのか。同じ「骨盤ベルト」という名前でも、目指しているところがまるで違うんですね。

コシラックは、はっきり後者です。立体の2段構造で骨盤を包み、腰に巻くのではなく恥骨のほうへ向かって締めていく設計になっています。おもしろいのは、しっかり締めてもお腹に圧がかからないこと。私が最初のベルトで息苦しくなったのは、まさにお腹を締めていたからでした。締める場所が違えば、同じ「締める」でもこうも変わるのかと思いました。

ぎゅうぎゅうに締め上げるのではなく、骨盤が本来あるべき位置を意識しやすいようにサポートしてくれる、という発想です。抱っこや授乳で前かがみになりがちな毎日を送っていると、どうしても骨盤が後ろに傾きやすく、猫背気味の姿勢が癖になってしまうことがあります。そうした姿勢のクセに、外側からそっと気づかせてくれるような役割、と捉えるとイメージしやすいかもしれません。

選ぶときに見てほしい3つの視点

私が失敗を経て気づいた、骨盤ベルトを選ぶときのチェックポイントを整理してみます。

1. 一日の中でどのくらいの時間つけていられそうか
強い締めつけタイプは、短時間なら「キュッとした感覚が心地いい」と感じる人もいるようですが、家事や抱っこで動き回る産後の生活の中で、長時間つけ続けるのはなかなか大変です。「これなら家事をしながらでも違和感なく過ごせそうか」を基準にしてみると、続けやすさがぐっと変わってきます。

2. 立ったり座ったりしても、ズレないか
授乳して、抱っこして、床のおもちゃを拾って、また座る。産後の一日は立つと座るの繰り返しです。そのたびにベルトがずり上がったり回ったりすると、直すのが面倒になって、結局つけなくなってしまうんですよね。私が最初のベルトを続けられなかった理由も、苦しさだけではなかった気がします。

届いたらまず、立つ・座る・少し歩くを続けてやってみてください。ベルトがちゃんと元の位置にいてくれるかどうかは、それだけで分かります。買う前に見るなら、商品説明にズレを防ぐ仕組みが書かれているかです。骨盤の形に沿った立体的な作りになっているか、ずり上がりを止めるパーツがあるか。平らな一本の帯を巻くだけのものは、動けばズレます。

3. 素材や着け心地が季節や体調に合っているか
産後は体温調整がゆらぎやすく、汗をかきやすい時期でもあります。通気性や伸縮性も、実は着け続けられるかどうかに関わってくる大事なポイントだと感じています。

「締めつけの強さ」は分かりやすい指標ではあるのですが、それだけを基準にすると、私のように苦しさで続かなくなってしまうこともあります。むしろ「毎日、無理なく続けられるかどうか」の方が、長い目で見ると大切な視点なのかもしれません。

がんばりすぎない毎日の中で、骨盤とのつきあい方を見つける

産後は自分の体のことを考える時間そのものが、なかなか取りづらいですよね。私自身、骨盤ベルトを選び直したあとも、「毎日絶対つける」と気負うのはやめて、家事の合間や抱っこ紐を使う前など、無理のないタイミングでゆるく取り入れるようにしています。それだけでも、なんとなく姿勢を意識するきっかけになっている気がしています。

骨盤まわりのケアは、即座に何かが変わるものではなく、日々の積み重ねの中で少しずつ体との付き合い方が変わっていくものだと思います。締めつけの強さだけにとらわれず、自分の生活リズムや体調に合った「支え方」を見つけていくこと。それが、がんばりすぎずに骨盤とつきあっていく、ひとつのコツなのかもしれません。

同じように「早く何とかしなきゃ」と焦っているママがいたら、まずは自分の体が心地よく感じられるかどうかを、選ぶときの物差しにしてみてほしいなと思います。

この記事で紹介したアイテム
コシラック(骨盤ベルト)

立体2段構造で骨盤全体を包み、恥骨の方向へ正しく締める骨盤ベルト。お腹を締め上げないので苦しくならず、動いてもズレません。だから24時間つけたままでも続けられます。

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※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。紹介している商品は医薬品ではなく、特定の症状の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や治療中の方は、医師など専門家にご相談ください。

Little Good Days 編集部
サチミホレイコタクヤユウコハル

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