整体、自宅トレ、骨盤ベルト。産後の体型戻りや腰痛と向き合う中で試した3つの方法を、続けやすさの視点で比べてみました。
産後・子育て世代の目線で、休めない毎日でもできる体のいたわり方を届けます
抱っこしながら鏡を見て、はっとした日のこと
息子が生まれて半年ほど経ったころ、洗面所の鏡にうつった自分の体型に、思わず二度見してしまったことがあります。お腹まわりのラインが妊娠前とはっきり違っていて、それだけならまだしも、腰は重だるいし、抱っこの時間が長い日は肩までガチガチ。「これ、そのうち自然に戻るものなんだろうか」と、ぼんやり考える日が続きました。
調べてみると、骨盤の歪みにはいくつも原因があると言われています。猫背や反り腰、片足に体重をかけるクセ、長時間座りっぱなしの姿勢、脚を組む習慣。そして何より、妊娠・出産で開いた骨盤がそのまま戻らずにいること。授乳で前かがみになる時間が長い産後は、まさにこの条件がそろってしまう時期なんですよね。運動不足やヒール、ストレスで姿勢を保つ筋肉がこわばることも関係していると聞いて、思い当たることが多すぎて苦笑いしてしまいました。
腰痛・肩こりだけじゃない、骨盤の歪みが関係すると言われる悩み
骨盤の傾きは、腰痛や肩こりの土台に関わっていると言われています。それだけでなく、ぽっこりお腹や下半身の体型、冷えやむくみ、股関節やひざへの負担、疲れやすさにもつながっていると考えられているそうです。私自身、抱っこ紐で片側に重心をかけるクセがついてから、夕方になると片方の脚だけパンパンにむくむようになりました。最初は「育児疲れかな」くらいに思っていたのですが、姿勢のクセが積み重なっている自覚が出てきてからは、体の土台そのものを見直したほうがいいのかもしれない、と思うようになりました。
整体・自宅トレ・骨盤ベルト、それぞれ試して感じたこと
骨盤を整える方法として、私が実際に検討したのは3つです。
まず整体。プロに施術してもらうので、その場でのすっきり感は正直ありました。ただ、通うたびにお金がかかりますし、育児中は予約を取ること自体がひと苦労。せっかく整えてもらっても、日常の姿勢のクセが変わらなければ、また同じ状態に戻りやすいとも言われていて、継続的に通い続けるハードルの高さを感じました。
次に自宅での骨盤ストレッチや筋トレ。動画を見ながらいくつか試したのですが、正しいフォームでできているのか自信が持てず、途中で不安になってやめてしまったことが何度もあります。それに、子どもが昼寝している隙にやろうと思っても、10分後には起きて泣き出す。育児中にまとまった運動時間を確保するのが、想像以上に難しいと痛感しました。
最後に骨盤矯正ベルト。これは家事や育児をしながら、あるいは座って作業しながらでも着けられるのが大きな違いでした。特別な時間を作らなくていい、というのは、休めない毎日を送る身としてはかなり大きなポイントだったんです。
ベルト選びで失敗しないための2つのチェックポイント
ただ、骨盤ベルトなら何でもいいわけではないというのも、調べていくうちに分かってきました。実は「骨盤ベルト」と名乗っていても、骨盤そのものを締められていない作りのものが少なくないそうです。
ひとつは、ウエストにぐるっと巻くタイプ。いわゆる腰痛ベルトに近い形で、腸骨の上から肋骨の下あたりを覆うので、実はお腹まわりを支えているだけで、骨盤にはかかっていないことが多いのだとか。もうひとつは、股関節のあたりに細い帯を一周させる1本ベルトのタイプ。位置は合っているのですが、骨盤は動くものなので、あっという間にズレてしまうそうです。
だからこそ、ベルトを選ぶときにまず確認したいのは「そもそも骨盤を立体的に締められる作りかどうか」。骨盤全体を包み込むような構造で、恥骨の方向へ向かって締める設計になっているかどうかを、最初にチェックするのが近道だと感じています。私が今使っているコシラックは、2段構造で骨盤をぐるっと包み込み、お腹を締め上げるのではなく骨盤そのものを正しい方向へ締めるつくりになっていました。
もうひとつ大事なのが、着けていることを忘れていられるかどうか。苦しくない、動いてもズレにくい、蒸れない。この3つがそろっていないと、結局「今日はいいや」と外してしまう日が増えてしまいます。私の場合、家事をしながらでもきつさを感じず、夜そのまま眠ってしまっても翌朝ズレていないことが多くて、続けやすさにつながっているように思います。24時間つけたままでよいとされているのも、赤ちゃんのお世話で自分の時間が細切れになる産後の暮らしには合っていました。就寝中は全身の力が抜けている時間なので、骨盤まわりにとっては都合のいいタイミングだとも言われています。
続けられる方法を選ぶのが、いちばんの近道だと思う
骨盤の矯正は、一度整えたら終わりというものではなく、日々の姿勢のクセと付き合いながら、続けていく必要があると言われています。だからこそ、骨盤をきちんと締められて、しかも無理なく続けられるものを選ぶのが、結果的にいちばん長く付き合える方法なのだと思います。整体にも自宅トレにもそれぞれの良さはありますが、赤ちゃん優先で自分のことは後回しになりがちな今の私には、着けているだけでいいベルトという選択肢が、いちばん現実的でした。同じように「自分の体は後回し」になっている方の、次の一歩のヒントになればうれしいです。
立体2段構造で骨盤全体を包み、恥骨の方向へ正しく締める骨盤ベルト。お腹を締め上げないので苦しくならず、動いてもズレません。だから24時間つけたままでも続けられます。
コシラックを見てみる →※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。紹介している商品は医薬品ではなく、特定の症状の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。
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