寝返りの回数、少ない夜ほど疲れが残る件

眠っている間の寝返りには、体温調整や血流の滞りを防ぐ役割があると言われています。寝返りが打ちにくい夜、何が起きているのかを体のしくみから考えてみました。

ユウ
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ユウ#体のしくみ

なぜ冷える・こる・ゆがむのか。体のしくみからやさしく解き明かします

朝起きたときの体の重さで気づいたこと

先日、ウェアラブル端末の睡眠記録を見ていて、ある晩だけ「寝返りの回数」が普段の半分近くに減っている日がありました。思い返すと、その日はソファで横になったまま力尽きるように眠ってしまい、同じ姿勢のまま朝を迎えていたんです。起きたときの肩や腰の重さが、いつもと違ったのを覚えています。

寝返りというと「寝相が悪い」といったイメージを持たれがちですが、実は眠りの質に関わる大事な働きだと言われています。同じ姿勢を長く続けると、体の一部分に圧がかかり続け、血流が滞りやすくなります。寝返りはその圧を分散させ、体温がこもりすぎないように調整する役割を担っているそうなんです。

寝返りが減る夜、体に何が起きているのか

寝返りの回数は、布団の中の温度や寝具の硬さ、そして体の緊張具合によって変わると考えられています。たとえば体が強くこわばっていたり、骨盤まわりが左右どちらかに傾いたまま固まっていたりすると、寝返りを打つこと自体が負担になり、無意識のうちに動きを避けてしまうことがあるようです。

骨盤は体の土台にあたる部分で、立ったり座ったりする日中の姿勢のクセが、そのまま寝ている間の体の傾きにもつながっていくと言われています。日中ずっと同じ側に体重をかけていた日は、横になってもその傾きを引きずったまま眠ってしまい、結果として寝返りが打ちにくくなる、という流れは十分に考えられることです。

また、自律神経の切り替え――昼間に優位になる交感神経から、夜にリラックスのための副交感神経へのスイッチがうまく進まないと、体が力を抜ききれず、寝返りに必要な体の緩みが生まれにくいとも言われています。

記録アプリを眺めて見えてきた自分のクセ

それから数日分、記録アプリの睡眠データを見比べてみました。寝返りが少ない日は決まって、寝る直前まで座り仕事をしていた日でした。椅子に座ったまま背中を丸めていた時間が長いと、骨盤が後ろに傾いたまま固まりやすく、その姿勢のクセを寝室まで持ち込んでしまっていたのかもしれません。

逆に、夕方に軽く体を伸ばしたり、湯船に浸かって体をゆるめた日は、寝返りの回数がいつも通りに戻っていました。数字として目に見えると、体の緊張と眠りの間につながりがあることが、なんとなく腑に落ちる感覚がありました。

寝る前にできる、小さな土台づくり

寝返りを増やそうと意識して動く必要はありません。むしろ大切なのは、眠る前に体が緊張したまま固まっていないかを振り返ることだと思います。座りっぱなしだった日は軽く肩を回す、骨盤が傾きやすい座り方をしていた日は立って腰を伸ばす。そんな小さな積み重ねが、眠っている間の体の動きやすさにつながっていくのではないでしょうか。

骨盤まわりの土台を日中から整えておくことは、寝ている間の体の負担を減らす一つの観点として、覚えておいて損はないと思います。今夜はどんな姿勢で眠りに向かうか、少しだけ意識を向けてみてください。

※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。紹介している商品は医薬品ではなく、特定の症状の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。

Little Good Days 編集部
サチミホレイコタクヤユウコハル

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