立ち仕事続きで膝がガクッときた日、原因は膝じゃなく腰から下の土台だった。働く男の腰事情、今日はその話。
働く人の腰・肩・冷え・疲れを、仕事の合間にできる現実的な方法で紹介します
膝が笑った、というより崩れた
先週、現場の立ち会いで4時間くらいずっと立ちっぱなしだった日がある。作業が終わって歩き出した瞬間、膝がガクッと抜けそうになった。「膝が笑う」なんて言うけど、あれは笑うというより崩れる感覚に近い。とっさに壁に手をついて、周りの若い子に「大丈夫っすか」と心配される始末。正直、恥ずかしかった。
その日の帰り道、ふと思った。俺、膝が悪いのか?って。でも整形外科的な意味で膝を痛めた覚えはない。思い当たるのは、その日ずっと片足に体重をかけて立っていたこと。左足に重心を置いて、右足は添えるだけみたいな立ち方を、無意識にずっとやっていた。
膝が笑うのは、膝のせいじゃない
あとで調べて知ったんだが、立ち仕事で膝や足首に負担が集中するとき、その根っこは骨盤の傾きにあることが多いらしい。骨盤が左右どちらかに傾いていたり、前後に倒れていたりすると、体は真っ直ぐ立とうとして膝や足首で無理に帳尻を合わせる。上の土台が傾いているのに、下だけで支えようとするから、そこにガタが来る。
うちの現場監督にこの話をしたら、「お前それ、片足重心の癖だろ」とあっさり言われた。長年現場に立ってきた人だからか、見る目が違う。「膝が笑うやつは大体、立ち方が偏ってる。腰から下じゃなくて、腰から上の姿勢を見直したほうが早いぞ」とも言われた。現場の勘って侮れない。
骨盤が傾いたまま長時間立っていると、太ももの前側にばかり負担がかかったり、逆に裏側が使われなかったりする。筋肉の使い方が偏ると、疲れる部位も偏る。俺の場合はそれが膝という形で出た、ということなんだろう。
現場でもできる、姿勢のリセット法
とはいえ、現場で「骨盤の位置を意識して立ちましょう」と言われても、正直そんな余裕はない。荷物運んで、指示出して、図面見て、を同時にやってる最中に自分の重心なんて気にしてられない。だから俺がやってるのは、もっと単純なこと。
- 休憩のたびに、両足に均等に体重を乗せて5秒立つ
- 作業の合間に、かかとを軽く上げ下げして足の裏全体を使う
- 片足だけに寄りかかる癖に気づいたら、意識的に反対の足に体重を移す
たったこれだけでも、一日の終わりの疲れ方が違う気がする。個人差はあると思うが、少なくとも俺は「今日は片足に頼ってたな」と気づけるだけでも違った。気づけないまま何時間も立ち続けるのが一番よくない。
結局、土台を整えるところに行き着いた
こういう話をすると「男が体のケアなんて」と言われることがある。でも俺からすると、現場で毎日体を使う人間ほど、土台のメンテナンスは必要だと思う。車だって毎日乗るならタイヤの空気圧くらい見るだろう。体も同じだ。
骨盤ベルトというと女性向けのイメージが強いかもしれないが、選ぶときのポイントは男女関係ないと思う。個人的に一番大事だと感じるのは、そもそも骨盤をきちんと締められる作りかどうかという点だ。世の中には腰痛ベルトのようにウエストのあたりに巻くタイプもあるが、あれは腸骨の上のほうをかすめる程度で、骨盤そのものを締めることにはならないらしい。逆に、股関節のあたりに細い帯を一周させるだけのタイプは、位置は合っていても骨盤は動くものだからあっという間にズレてしまう。
俺が今使っているコシラックは、立体的に作られていて骨盤全体を包み込むような形になっている。しかも一日中つけていても苦しくないし、現場で動き回ってもズレ直しのストレスが少ない。通気性もいいから、夏場の現場でも蒸れにくいのはありがたい。仕事終わりにそのまま着けて寝ても、力が抜ける就寝中は骨盤まわりにとって都合がいい時間だと言われているらしく、無理なく続けられている。
膝が笑った日から、俺は休憩のたびに姿勢をリセットする癖をつけた。骨盤という土台がある程度整っていれば、膝や足首にしわ寄せが行きにくくなると言われている。まだ数週間だから劇的な違いを語れる段階ではないが、あの日みたいに壁に手をつくことは、今のところない。
股関節・腰まわりを支えるベルトタイプとワンベルト、そのセット。ガードルを除いた、男性でも使いやすいコシラックだけを集めたページです。
男性用のコシラックを見てみる →※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。紹介している商品は医薬品ではなく、特定の症状の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。
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