ご近所さんとの立ち話、気づけば片方の足にばかり体重をかけていました。姿勢のクセと骨盤の関係を、わが身とまわりの声から考えてみた回です。
50〜60代・親世代の視点で、冷えや巡り・姿勢の変化とのつきあい方を考えます
片方の靴底だけ減る理由
先週、ゴミ出しのついでにお向かいの奥さんとつかまって、気づけば20分も立ち話をしていました。話し終えて家に入る前、ふと自分の足元を見たら、右の靴のかかとの外側だけがすり減っているんです。左はそうでもない。考えてみれば立ち話のあいだずっと、右の腰に体重を預けて、左足は軽く遊ばせているような格好でした。
これ、母にも同じクセがありました。台所で洗い物をしながら、いつも左の腰を少し突き出すような姿勢で立っていて、「お母さん、それ疲れない?」と聞くと「楽なのよ、こっちのほうが」と笑っていたのを覚えています。でも、その「楽な姿勢」というのが曲者で、片方に体重を預け続けるというのは、骨盤が左右どちらかに傾いたまま固定されやすくなる姿勢なんですよね。
骨盤が傾いたまま筋肉がその形に慣れてしまうと、立ち姿そのものが左右非対称になっていきます。靴底の減り方に左右差が出るのは、そのわかりやすいサインのひとつだと言われています。
利き足だけじゃない、骨盤の傾きという視点
「利き足だから仕方ない」で片づけてしまいがちですが、骨盤まわりの筋肉は、立っているとき・座っているとき・歩いているとき、ずっと左右のバランスを取り続けている縁の下の力持ちなんです。そこが常に片側に偏っていると、腰やお尻の筋肉の使われ方にも差が出て、結果として肩の高さや歩幅にまで影響していくと言われています。
同世代の友人に理学療法士をしている人がいて、以前こんな話をしてくれました。「年齢を重ねると、楽な姿勢=体に負担の少ない姿勢、とは限らなくなってくるんですよ」と。筋力が若い頃より落ちてくると、体は無意識に一番省エネな姿勢を探します。でもその省エネな姿勢が、骨盤にとって都合のいい姿勢かどうかはまた別の話なんだそうです。
言われてみれば、私も20代の頃はまっすぐ立っているほうが楽でした。今は気を抜くとどちらかに傾いている。これは単なる気分の問題というより、骨盤を支える筋肉の衰えと、長年の姿勢のクセが積み重なった結果なのだと思います。
骨盤ベルトを選ぶときに見てほしい2つのこと
こういう話をすると「じゃあ骨盤ベルトを試してみようかな」という流れになりがちですが、実は骨盤ベルトと名乗っている商品でも、骨盤をきちんと締められていないものが意外と多いんです。これは同世代のお友達からもよく聞く話で、「買ったけど結局タンスの肥やしになっている」という人、案外いるんですよね。
一つ目に見てほしいのは、そもそも骨盤を締める作りになっているかどうかです。腰痛ベルトのように、ウエストのあたり、腸骨の上から肋骨の下あたりに巻くタイプは、腸骨の上のほうをかすめてはいるものの、骨盤そのものを締めることにはならないと言われています。一方で、股関節のあたりに細い帯を一周させるタイプは、位置としては合っているのですが、骨盤は常に動いているものなので、あっという間にズレてしまいやすいんです。立体的に作られていて骨盤全体を包み込むような形になっているか、巻く位置がウエストではなくお尻から恥骨の方向になっているか、この二つを届いたときに確認してみるとわかりやすいと思います。
二つ目は、着けていることを忘れていられるかどうか。苦しくないか、動いてもズレないか、蒸れないか。この三つがまとまっているかどうかです。私自身、若い頃に腰痛ベルトを締めすぎて、夕方には息苦しくて外したくなった経験があります。きつく締めればいいというものではないんですよね。
私が使っているコシラックは、この二つの条件をどちらも満たしているように感じています。立体的な作りで骨盤をしっかり包み込む形になっていて、生地も締めつけすぎず、巡りをさまたげにくいように工夫されているそうです。一日中着けていても息苦しさがなく、動いても大きくズレないので、ズレ直しのストレスがほとんどありません。夜、そのまま着けて眠ることもあります。寝ているあいだは全身の力が抜けるので、骨盤まわりにとっては都合のいい時間帯なんだそうです。
姿勢のクセは、気づいた日から変えていける
立ち話で片足に重心をかけていたあの日以来、私は意識して両足に均等に体重をかけるようにしています。最初はぎこちなくて、むしろ変な感じがしました。でも数日続けてみると、立っているときの安定感が少し違う気がしています。感じ方には個人差があると思いますが、少なくとも靴のかかとの減り方は、以前より左右の差が小さくなってきたような気がしています。
母にもこの話をしたら、「そう言われてみれば」と自分の立ち姿を鏡でチェックし始めました。長年のクセは一朝一夕には変わらないでしょうが、気づくことから何かが変わっていくのだと思います。骨盤という体の土台を長く大事にしていきたい人にとって、コシラックのような道具を生活に取り入れるのも、ひとつの選び方なんじゃないかなと感じています。
今度お向かいの奥さんと立ち話をするときは、両足にちゃんと体重を乗せて、靴底を労わってあげようと思います。
立体2段構造で骨盤全体を包み、恥骨の方向へ正しく締める骨盤ベルト。お腹を締め上げないので苦しくならず、動いてもズレません。だから24時間つけたままでも続けられます。
コシラックを見てみる →※この記事は情報提供を目的とした編集部員の体験・見解です。紹介している商品は医薬品ではなく、特定の症状の診断・治療・予防を目的としたものではありません。体調に不安のある方や通院中の方は、医師など専門家にご相談ください。
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